1960年5月製です。 1960年スペインに留学する前に作ったものだと思います。 特注品で木材の詳細は分からないです。 サイド側内部を見るとオール単板なのは確実だと思います。 ラベルは2枚あって上部には普通のラベル、下部には対象の人(オーダーした人)と河野賢氏の実印が見えます。 状態は全体的に良くないです。 音色は粒立ちが良く、一音一音がクリアに聞こえます。サイズに比べて音は大きく演奏者の実力によってこのギターが持っている長所をより活かせるのではないかと思います。 弦高 12f 1弦 4mm 12f 6弦 5mm フレットは1-6フレットまでは残りがあって7フレットからは相当減っている状態です。 河野賢 1926-1998 河野賢は、ギター製作における偉大な人物の一人である。 東京高等工芸学校木材工芸科（現：千葉大建築科）を卒業し、1949年からギター製作を始める。1960年、Arcángel Fernándezの工房に6ヶ月間滞在し、スペインの伝統を理解し、技術を高めることを決意する。1967年、ベルギーで開催されたエリザベス・コンコース国際ギター製作コンクールで金賞を受賞し、世界的に認められるようになった。審査員にはIgnacio Fleta、Robert Bouchet、Joaquín Rodrigo、Alirio Díazがいた。(サイト記載) クラシックギターというより歴史的な記念品に近い気がします。 NR、NCでお願い致します。 河野賢氏を好きな人ならコレクションで是非如何ですか？ ハードケース付きです。 #masarukohno #河野賢 #クラシックギター