会津木綿 割烹着

会津地方において、日頃欠かせない生活布として人々に親しまれてきた会津木綿は、地味で素朴ながらも美しい地縞が特徴です。 厚地で丈夫、さらに肌合いが良く、保温性、吸汗性があるため、主に日常着や野良着に使用され、寒さが厳しく、夏は盆地で暑くなる会津の気候風土の中、会津人にとってかかせないものになりました。 縞模様にところどころ横糸の筋が見えます。これは、会津木綿の特徴で、手つむぎの糸は太さがところどころ変わりました。それが立体感を生み出し、風合いをかもしだしました。機械つむぎになった今でも、この独特の風合いを出すため、会津木綿の横糸には節のある糸が使われ、会津木綿伝統の美を表現しています。 丈夫な会津木綿は、始めはごわごわした印象ですが、着込むほどやわらかく肌触りがよくなり、洗うほど味が出て着る人になじむ布となります。 サイズ 着丈90cm 身幅53cm